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鳥取大学 鳥取キャンパス
〒680-8550 鳥取市湖山町南4丁目101番地
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Computational Interaction

計算機が理解・認識するとは?

計算機が出来ることは唯一計算することです.計算機が何かを認識したとか,理解したということはあり得ません.計算機が認識・理解したとは,人間が計算機の出した計算結果を見て判断しているのです.そして,その判断基準は,現実世界から抽出された計算モデルから得られます.また,その計算結果が妥当かどうかは,計算モデルの妥当性に依存します.我々は真の計算モデルに到達するか,計算結果が妥当と判断できるところまで,計算モデルの精度を高める必要があります.

人と機械とのインタラクション

人と機械のインタラクションを認識するためには,人の情報をセンシングする必要があります.知識工学C研究室では,人のセンシング方法について研究しています.

人と環境とのインタラクション

人は周囲の環境と様々なインタラクションを行なっています.知識工学C研究室では,左図に示すような実験ルームを用いて,室内環境変動による人の行動表出について研究を行なっています.(大阪大学浅田研究室・石黒研究室との共同研究)

人と人とのインタラクション

計算機がより人を理解するためには,人と人のインタラクションを認識する必要があります.人と人のインタラクション認識は困難なテーマでありますが,少しずつ研究を行なっています.(新学術領域研究にて研究中)

研究紹介

平成25年度

・ 顔追跡精度向上のための局所特徴評価


・ 脳波を用いた音楽療法のための楽曲提供システムの開発


・ 携帯型遠隔操作アンドロイドを用いた感情伝達システムの構築


・ CGアバタとのインタラクションによるAR案内システム


・ 心理的効果を用いた運動促進システムの構築


・ ウェアラブル端末のための立体音響システムの提案


・ 音声会話への効果音挿入による感情伝達手法の検討


・ 携帯型遠隔操作アンドロイドを用いた振動子による誘導システムの提案


・ ARインタラクションのための指差し物体位置推定システム


・ 脳波解析によるアロマセラピーの検討


平成24年度

・ TPUnitニューラルネットワークを用いた肺レントゲン画像の異常部検出
・ パラ言語を用いた不特定話者感情推定に関する研究
・ 顔追跡のための画像局所特徴量評価
・ デジタルサイネージのためのアピアランスベース視線推定
・ ウェアラブルRGB-Dカメラを用いたジェスチャ認識
・ アニメーション効果の付加によるエルフォイドのための感情伝達

平成23年度

・ 携帯型遠隔操作アンドロイドのための
広角レンズ装着カメラ画像を用いた顔認識


・ 多様な環境下で撮影された動画における
画像特徴量を用いた顔検出・顔認識の精度検証


・ 形状変化を伴う顔の特徴点を用いた頭部姿勢推定


・ 携帯型遠隔操作アンドロイドのための顔認識による表情生成


・ LED搭載遠隔操作コミュニケーションロボットを用いた感情の伝達